スキーストック選び

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スキーストックは長さで選ぶ

揃えるべきスキー用品として次に紹介するのは、スキーストックについてです。
オリンピックなどのスキー選手を見ているとストックを使っていないという人も見かけますが、一般的なスキープレイヤーに取ってはやはりストックは合った方がよい道具の1つです。
ストックはターンの際の支えとすることができるだけではなく、いざというときにはブレーキのためにも使用することができるため、特に初心者スキープレイヤーにとってはしっかりとしたものを選んでおきたいものとなります。

このスキーストックに関しては、まず「長さ」が最も重要なポイントとなります。
初心者に取って、というような選び方ではなく、自分の身長に合わせて適切な長さのものを選択するようにしましょう。
一般的には自分の身長の60パーセント前後の長さのものが適切であると言われます。
例えば170センチの人であれば、113センチから117センチ前後のストックを選ぶと、長さとしては丁度よく、使いやすいものとなるでしょう。

自分の身長に対して長過ぎるストックを選べば、体重を上手く掛けることができなくなってしまい、利用がしにくくなります。
逆に短いものを選んだ場合には力がかかりにくく、十分なターンなどに利用出来ない事が考えられるため、意味がなくなってしまうことが考えられます。

ただし、子供のストックを選ぶ場合には、上記とは少々身長の比率に違いがあります。
子供の場合には、身長の70%前後の長さのものを選ぶのが良いでしょう。
子供は滑るのではなく、漕ぐようにして楽しむ場合もあるため、長くなければその用途に用いることが出来ないケースがあるためです。
身長と長さを測るのが難しいという場合には、ストックを持った状態で、肘が少し上に曲がるぐらいの長さのものを選ぶようにしましょう。

自分にピッタリの長さのストックをなかなか見つけることが出来ないという場合には、可変型のストックを利用するというのも1つの方法です。
こちらは小刻みに長さを変える事ができるため、ちょっとした長さの適正の違いをカバーすることができます。
ストックの長さは5センチ刻みであるため、その中間ぐらいが良いという場合にはこういったものを利用するようにしましょう。

レース用のストック

それでは、レーシング用のストックの場合についてはどうでしょうか。
レース用で利用される場合には、通常よりも短めのストックを選ぶケースが見られます。
これは、レースプレイヤーの場合には通常プレイヤーよりも深い傾斜角度を保ってターンを行うためです。
通常通りのストックの長さのものを利用していると支えてしまい、かえって邪魔になる可能性もあるため、短めのものが利用されるわけです。