スキーで鍛えられる筋肉とは?スキーを始めるメリット
楽しみながら運動をしたいという気持ちでスキーをお考えの方も多いはず。メリットをもっと知って、スキーの時間をより有意義で楽しいものにしましょう。
ここでは、スキーで鍛えられる筋肉についてご紹介しています。
体幹が鍛えられる
スキーは主に下半身の筋肉に負荷がかかるスポーツです。しかし、スキー上達には上半身の姿勢を維持したり、方向転換をするために体をひねったりする必要があり、上半身の体幹力も求められます。
滑っている途中で急停止や方向転換をする際に、体幹が弱いと姿勢が維持できず、転倒の原因となります。ですが、それだけスキーでは体幹を使う部分が多いということ。何かスポーツ経験者でない限りスキー初心者は転倒してしまうこともあるかもしれませんが、スキーを続けているうちに、自然と体幹が鍛えられてくるはずです。
体幹が鍛えられると、姿勢がきれいになったり、声がよく通るようになったりと日常生活上でもメリットがたくさん。さらに、ほかのスポーツでもパフォーマンスが向上するため、今までスポーツがあまり好きではなかったという方も、自分の変化を大きく感じられるのではないでしょうか。
下半身の大きな筋肉が鍛えられる
スキーでは、軽く膝を曲げて腰を落としながら、上半身を前に傾けた姿勢が基本姿勢です。そのため、上半身を支える脚やお尻の筋肉が鍛えられます。
下半身の筋肉は体の中でも特に大きなものが多く、下半身の筋力強化によって筋トレのメリットを大きく感じることができるでしょう。例えば、基礎代謝が上がり、ダイエットを効率よく進められるようになったり、階段を上ったり小走りをするという日常の動作に対して疲れにくくなったりします。
また、年齢が進むと関節周辺が痛むという方も多いものですが、下半身の筋肉を鍛えることで関節にかかる負荷が減り、痛みを防ぐことができます。
さらに、近年では筋肉から分泌されるホルモンが、脳の神経細胞を活性化するという役割を持つことも明らかになっています。下半身の大きな筋肉を鍛えられるスキーでは、脳への刺激を適度に得られるでしょう。年齢関係なく試してみる価値ありです。
楽しみながら続けることが大切
このようにスキーを楽しむだけでたくさんの筋肉が鍛えられます。スキーが上手い・下手ということは重要ではなく、楽しみながら続けることで自分の体にたくさんのメリットがあるのです。初心者なら、焦らず、簡単なコースから徐々にステップアップしていきましょう。