ハの字が基本

Posted on Posted in スキー・スノーボード滑り方

スキーの滑り方

ゲレンゲで安全にこける練習を何度もしたら、やっとお待ちかねの滑る練習を開始していきたいと思います。
待ちに待った滑る練習はどんなことをすると思いますか?
いきなりゲレンゲから離れて憧れのリフトに乗ってそこから練習すると思いましたか?
a1180_000613

初心者なのにそんな危険なことは絶対にできません、リフトに乗車するのはまだまだ先の話です!
それにリフトに乗っていざスムーズに滑ることができるのは本当に初心者にとっては恐ろしいことであり難しいことですから、まずはそのスキー板にストックを突いてブーツから脱ぎ出して、板を抱えてインストラクターさんが付いていく方向へ一緒に向かってください、インストラクターさんが向かうところは決してリフトではなく、少しだけ歩いたところにある限りなく平地よりの斜面の部分です。

そこではまず徹底して足を「ハ」の字のようにするように言われ続けると思います、「ハ」の字はまさにスキーをする上での基本的な脚の形です、スキーは両膝をくっつけてすいすいと滑るような体制だったり、急な斜面を微動しないでスーッとまっすぐの体制で降りていくような体制だと思い込んでいるのですが、あれはオリンピック競技のモーグルやジャンプスキーを連想されていると思います、実際のスキーは「ハ」の字の体制で右左右左とストックを使いながら足と腰を使いながら滑るのです。

基本を抑えて安全に

いきなりオリンピック選手のようにぐいぐいと行くようなことは一切ありませんし、もしもそのような体制になってしまうと初心者さんでしたら確実に骨折を伴うケガをしてしまう可能性が非常に高いです。

だからこそ初心者さんは「ハ」の字を意識して、インストラクターの先生の言うことをしっかりと聞いて「ハ」の字の体制でゆっくりと右左と滑るように頑張ってみてください、感覚をすぐにつかむことができたら右左の感覚を少しだけ狭めてみてもいいですが、あまり調子に乗りすぎると自分で止めることができなくなってしまいます。
そうスキーで一番怖いのは猛スピードになった時に自分の力で止めることができなくなって、そのまま大怪我になってしまうことです。

でもこんなに猛スピードを出しているのにどのようにして止めたらいいの!
という意見が飛び交ってくるのですが、その時もちゃんと「ハ」の字を意識してください。
ゆっくりと思い切って足を「ハ」の字に広げてあげると次第にゆっくりと止めることができます。

まさにスキーの滑り方で基本的であり絶対に忘れてはいけないことは足を「ハ」の字をしっかりと自分の脚に叩き込んであげることですね、この基本的な「ハ」の字を徹底的にマスターすることができて、自分で滑りとめることができたらようやく念願のリフトデビューですね!

リフトに乗っていると本当に気持ちがいいですし、上がれば上がるほど気持ちが高くなってきますよ!
でもちゃんと安全にスキーを楽しむというコンセプトだけは絶対に忘れてはいけないですよ!